4月1日のトムソーヤ

 

迫力!野焼きで春を呼ぶ 大分・坊がつるの野焼き


 


湧き出ている水を一口。冷たくておいしい!

 


くじゅう連山開山祭の護摩焚きも行われました

 こんにちは。大分のトムソーヤ・川浪千穂です。3月24日(土)にくじゅう連山の麓に広がる坊がつるで行われた野焼きを体験してきました。


 野焼きについて教えてくださるのは、坊がつる野焼き実行委員会会長の弘蔵さん。いよいよ野焼きの始まりです。火はまず風下から付けます。半分ぐらい焼けたら、今度は風上の上のほうに火を付けると一気に全体に燃え広がるそうです。炎の迫力に圧倒されて、時々ゴホゴホ。1時間40分程で東京ドーム3〜4個分の野焼きが終了しました。「これから放牧する牛が低い牧草を食べやすくするためと、初夏から芽を出す高山植物に太陽の陽がよくあたるためにやってるんですよ」と、弘蔵さんが野焼きをする理由を教えてくださいました。


 野焼きの後、しばし弘蔵さんと坊がつる散策。筑後川の源流につながる湧き水、新芽を吹き出した高山植物を見て、最後は弘蔵さんが経営される法華院温泉山荘の湯船でのんびりしました。毎日の忙しさを忘れさせてくれる、雄大な坊がつるの魅力に、トムソーヤも感動しました


坊がつる野焼き実行委員会会長の弘蔵岳久さん

 


野焼きが始まるとすごい炎が舞い上がります。

 


坊がつるは貴重な高山植物の宝庫。

 

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くじゅう連山やその周辺の情報を仕入れるなら、まずはここ。
観光スポットだけでなく、食べるところや泊まるところの情報も満載。
久住町公式ウェブサイト 久住町商工観光課 0974-76-1117


今回お世話になった弘蔵さんが経営される温泉山荘。
九州一高いところに位置する温泉は、山登りの疲れを癒してくれます。
法華院温泉山荘 0974-77-2810
 ※和室のほかバンガローあり。テントは持ち込みのみ。入浴は予約制。


自然観察指導員大分県職員グループが主宰している自然観察会。
 (財)日本自然保護協会の自然観察指導員がご案内します。
みんなの森(自然とあそぼう!!)
 ※ホームページでは現在、坊がつるの野焼きの写真が見られます。
日本自然保護協会

 

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☆なんで「坊がつる」って言うの?

★「つる」とは、山と山の間の平坦地や湿原のことをいいます。
 昔、この付近には法華院白水寺が建ち、修行増が修法に励んでおり、そのためのお寺がありました。お寺のことを「坊」といいました。お寺(坊)付近に広がる湿原という意味から「坊がつる」と呼ばれるようになりました。

☆名曲「坊がつる讃歌」はいつ生まれたの?

★終戦後、坊がつるの山小屋に泊まった3人の学生の即興で作られました。雨で暇を持て余していた一人が、戦前から伝わるある学校の山岳部の歌を歌い、即興で3人で歌詞を付けました。やがて山岳会や地元に広がり、観光バスのバスガイドさんにも歌われるようになり、ついにテレビ番組「みんなのうた」で芹洋子さんによって全国に紹介されました。

☆どんな高山植物が見られるの?

★坊がつるを囲むくじゅう連山の山々は、霧島や長崎雲仙と並んでミヤマキリシマで有名なところです。ツツジ科に属する常緑低木で、5月下旬から6月中旬に開花します。大船山のミヤマキリシマ群落は国の天然記念物に指定されているほか、久住町の町花としても地元の人々、登山家に愛されています。この時期に山に訪れる人は多く、登山シーズンのピークになります。